夢に見た場所へ

デビューは通過点

地下の推しの話。

推しのデビューライブの帰り、バスの時間を待ってる間にカキカキします。

地下の推しとはビラ配りでも対バンでもなくテレビで出会った。

番組表に名前が載ることはなかったけど(私が知ってる限り)再現ドラマや朝ドラのクラスメイト役などちょこちょこ出ていた。

この間推しとオンラインで話した時、〇〇(主人公の敵みたいなちょっと嫌な感じの役)で推しを好きになったんだよって話したら、あんな嫌な役で??と推しは笑ってた。

身長低めで色白で好きなタイプだった。
普段だったらこの子可愛いなで終わってたかもしれない。
でもその時は推しのことを調べてTwitterやってることを知ってリプライを送った。

「可愛かったのでフォローしました」って。

そしたら推しは返してくれて、そこから推しを追いかけ始めた。推しは東京のアイドルで(出身は東北)私は関西在住だったから(今も)積極的に会いには行かなかった。

そうしてるうちに推しのグループは解散してしまった。

推しはアイドルになりたくて、一度東京で就職したけど、やっぱり諦めきれずにアイドルを目指した子だった。

グループが解散してからも、推しは諦めずにオーディションを受けつづけ、前のグループが解散してから2年8ヶ月。推しはまたアイドルになった。

贔屓目じゃなく可愛い子だけどやっぱり年齢的な難しさはあったと思う。
推しは20代半ばになっていた。

今日はそんな推しのデビューライブだった。
正直このご時世だしライブハウスだし、行くかどうか迷っていたのだけど、せっかく推しがもう一度掴んだチャンスだし、思い切って行くことにした。

正直感染していないかという恐怖がないかといえば嘘になる。
でも純粋に行ってよかったと思った。

推しのグループには初めてステージに立つ子、ずっとアイドルが好きで初めてグループに入った子、以前推しと同じグループで(本人達曰く)苦楽を共にしてきた子(これを聞いてじょはしが思い浮かんだ)、同じグループにはならなかったけど昔から一緒に活動してきた子、色んな子がいた。

推し以外も皆絶対ステージに立ちたかった子なんだなと思った。 
時間は掛かったけど良いメンバーに巡り会えて良かったねと純粋に思った。

現金をちゃんと補充してなくてチェキを諦めざるを得なかったのは反省点です。笑

おしまい。